公演を終えて… 別府アルゲリッチ音楽祭2012 オーケストラ・コンサート
【公演情報】
2012年5月19日(土)17:00 iichikoグランシアタ
<曲目>
シチェドリン:ピアノとチェロのための二重協奏曲「ロマンティックな捧げもの」(日本初演)
ドビュッシー:チェロとピアノのためのソナタ
チャイコフスキー:交響曲第4番
指揮:高関健
ピアノ:マルタ・アルゲリッチ
チェロ:ミッシャ・マイスキー
管弦楽:桐朋学園オーケストラ
第14回別府アルゲリッチ音楽祭、5月19日大分市iichikoグランシアタで行われたオーケストラ・コンサートに、高関健指揮桐朋学園オーケストラが登場、マルタ・アルゲリッチ、ミッシャ・マイスキーと見事な共演を果たしました。曲目は現代ロシアの作曲家ロディオン・シチェドリンが二人のために作曲、昨年2月にルツェルンで初演されたばかりの「ピアノとチェロとオーケストラのための二重協奏曲『ロマンティックな捧げもの』」。
高関は、同音楽祭に2007年以来連続出演している桐朋学園オーケストラの準備練習をすべて行ってきたが、今回アルゲリッチと初共演。練習初日から、作品に対する適確な解釈と実現力を表した高関をアルゲリッチが高く評価、また事前に十分な準備を重ねたオーケストラに対しても惜しみない賛辞を贈り、和やかな雰囲気の中で3日間の練習が順調に進んでいきました。
コンサート当日、本邦初演となったシチェドリン作品は緊張に富み、集中力にあふれる素晴らしい演奏となり、満場の聴衆からも大きな拍手をもって迎えられました。その後アルゲリッチとマイスキーによりドビュッシーのソナタ、休憩後は高関・桐朋学園オーケストラがチャイコフスキーの第4交響曲を情感たっぷりに演奏、コンサートは大成功の裡に閉じられました。アルゲリッチは舞台袖に立ってチャイコフスキーの演奏にじっと耳を傾け、終演後は大きな拍手を送っていました。
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